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BONJOUR DE PARIS


#05 Hello Mr.サンコン!
@PAPER MAGAZINEの撮影その1

1999年6月25日

それはハプニングでした。Mr.オスマンサンコンのお兄さんに出会ってしまったのですから。撮影のスタジオに向う途中、思わぬ出会いをしたのだった。その時私はまた道に迷っていたのだった。まわりをきょろきょろ。するとそこへの黒人の男性が私の横をゆっくりすり抜けていく。彼とすれちがいざまに、パッと目があった。私は「この人だ。」と思い道を尋ねる。キチンとした水色のスーツに、愛嬌のある笑顔。彼はとても親切に地図を覗きこみ「あっちだよ、すぐそこだよ」と指し示してくれた。私は「メルスィ」と言って立ち去ろうとしたが
彼が「君はどこから来たの?」と続けた。 私は日本ですよ、と答えた。すると彼は嬉しそうになって「オスマン・サンコンって知ってるかい?」と尋ねたのだ。
私はなぜ彼がそんなことをいいだすんだろう、と思った。同じ人種に見えるけれども,だからといってそんな話しをしているわけではないだろうと、
不思議だった。 知ってますよ、と変な顔をして答えるとなんと「He's my brother.」とさらっと言うではありませんか。
私は信じられない思いだった。私はとびあがって喜んだ。
彼は日本で成功している自分の弟を自慢に思っているんですね。喜ぶ私を見て彼はとても嬉しそうでした。

それから私は彼に写真を撮ってもいいですかと尋ねた。 この衝撃的出会いを写真に残したいと思ったのである。
彼は嬉しそうに「いいですよ」と答える。ファインダーから覗いくと、彼はきちんと姿勢をよく立って、笑顔を向けてじっと動かないのだ。その様子はまるで写真館で記念撮影でもするかのようだな、と私は思った。ふと、この風景がとても大切なものに感じられた。ファインダーにむかっている彼の笑顔は私を通過し日本にいる弟さんに向けられているような気にさせられた。私はシャッターを切ろうとした手をやすめて、彼に言った。「もし日本で、オスマンサンコンさんに会うことがあったら必ずこの写真を彼に見せるからね。」と。私は全くサンコンさんの知り合いでもない。ただテレビにでている彼を知っているだけである。しかし私はこの写真をオスマンサンコンさん自身に見せてあげたいと思ったし、それが不思議とそれが現実になるような気がした。彼は弾んだ声で「必ず見せてください」と言った。そして私はシャッターを切った。
人生何があるか分からない。いつどこで予期せぬことが起こるとも限らない。だから私はオスマンサンコンさんにいつか会える気がする。それにもし会えなくても私はこうしてホームページを持っている。こうして彼に写真を見てもらえだろうとおもうのだ。
サンコンさんのお兄さんとはなんだかとてもフィーリングが合いました。私達はきっとまた会いましょうね、と笑顔で分かれました。

サンコンさんへメッセージ:サンコンさん、お兄さんは元気でやっていますよ。 とても親切に道を教えてくれたとてもいい人でした。写真を見てくださいね。----ようべ a.k.a YOKO AYUKAWA 6・25wrote

写真

Photo01 オスマンサンコンさんのお兄さんその1
Photo02 
オスマンサンコンさんのお兄さんその2

 



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